紺屋の白袴

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 「自分の分まで手が回らねえんでい」

客の袴を染めてばかりで紺屋の袴が白いママであることが転じ、
他人のことにばかりに忙しくし、自分自身のことに手をかける暇がないという意味のことわざ。

 「てやんでい、液を一滴も付けないのが職人ってもんよ」

と、職人の誇りをうたっている説もあることを最近知りました。

私も染めるときには、きまって白いエプロン。
決して職人気質なわけではございません。

むしろ、飛び散ることを楽しんでいます。
偶然の染め(シミ)が積み重なって、予想外の図柄を見せてくれるのが面白いのです。

今使っているのは2代目。
なかなかいい味わいになってきました。

こんなところにいつの間に〜と、
作業中には気づけない偶然を洗濯時に発見。

同時に、愉快だった時間を振り返れるのも楽しみのひとつ。
好きだから、とことん楽しみたいのです。


【紺屋の白袴】
白い袴が汚れることなんぞ恐れてないぜい。
守りじゃなくて責めてくぜい。

という説は、今、ここだけ。私だけ。
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by okusta-jp | 2012-08-03 01:04 | 藍の話


藍にまつまるあれこれ。藍の魅力をひとつでも、感じていただけたらうれしいです。


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