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宙 -sora-

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  見上げれば 澄んだそら
  切り取って持ち歩けたらいいのにな

そんな思い、カタチにしました。
___________________

「風呂敷 - furoshiki - 」  
藍色:宙 -sora-
size:68×68cm  素材:麻50%、綿50%

麻を織り混ざている生地なので、
丈夫でいて乾きが速いのがうれしい特性。
フカフカとした感触は、太陽のゆくもりを思わせます。

※染め、型抜き、仕立て、すべての工程を一枚ずつ手作業しておりますので若干の誤差がございます。
____________________

こちらの作品は、5月29日新宿で開催された
世界にひとつだけのオンリー椀展」にて
ご予約いただいた方々にお届けしました。

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ポイントに「世界茶会」オリジナルロゴを抜染。
パイピングは、[okusta]こだわりの赤。

今回名付けた藍色の「宙 -sora-」は、大空・宇宙の意。

ご依頼をいただいた、茶会スタイリスト 岡田和弘様
世界各国で茶会を開かれています。

これからも世界中のそらの下で、
多くの一期一会を結んでほしいとの願いも込めて。

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  Tanz Walzer 
  藍に染まってワルツを踊れ

[okusta]の風呂敷を手にしてくださったみなさま、
心踊るウキウキがありましたでしょうか?

藍の新たな魅力を感じていただけたらうれしいです。

会場で直接お話をさせていただいたみなさま、
貴重なお時間をどうもありがとうございました。

みなさまからいただいたお言葉を大切に、
次なるリズムへ。

どうぞたくさん使って、あなただけの色に育ててあげてください。

心を込めて。

[okusta] Tanz Walzer
by okusta-jp | 2011-05-30 00:15 | 制作

ロックミシンの旋律

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ON
ダダダダダダダッ
ダダダダダダダッ

台所に響くミシンの音。

足でレバーを操作しながらミシンかけをしていると、
楽器を奏でている気分になってくる。

手元のライトに照らされて
淡い藍の色がまぶしい。

ダダダダダダダッ
ダダダダダダダッ
OFF

真夜中の静けさが戻る。

いつの間にか流れ終えたレコードが
風を切ってかすかに鳴いている。

5月29日。
この日の約束が踊らしてくれていた日々も、もうすぐ終幕。

残りの演奏も心を込めて・・・

さて、今宵は何を奏でましょうか。

[okusta] Tanz Walzer
by okusta-jp | 2011-05-24 22:27 | 日々

深藍豊作

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  大岳の中に サーユイサ  長山の内に サーユイサ
  
  鷲が鳥のように ユイサ  カーコーナー バースィ

  東の空に飛んでいけ    太陽に向かって舞っていけ


豊作を願う島の唄。

台風の多い南の島では、
その願いは今も昔も同じ思い。

そんな地のひとつ、沖縄県小浜島には
“インド藍”が生っているそうです。

一般的に、藍染めの色としてイメージされているのは、
タデ藍と呼ばれる「タデ科」のものになります。

インド藍は「マメ科」の植物。
藍色に少し赤みがあるように感じます。

すでに江戸時代には、インドから海を渡り
日本へと輸入されていました。

それまで、タデ藍の色しか知らなかった人々。
すんなりインド藍を受け入れたのでしょうか?

慣れれば人情深いが、負けず嫌いで頑固な下町っ子。

  こんなもんはバッタもんだぁ!

と、叫ぶ紺屋の親父の姿が・・毎度おなじみの妄想です。

インド藍は熱帯地方に分布するもので、
日本での栽培は限られたもの。

そんな貴重なインド藍が生る小浜島。

豊年祭では、誰もが深く染められた
藍色の着物を着るのだそう。

“濃い藍色は豊作に通じる”と
信じられているからだとか。

今もその風習は残っているのでしょうか。

自分の育てた藍から染めた糸で、
家族のために織られる着物たち。

家々ごとに味のある色相がありそうですね。

きっとそのどれもが、夜の闇にも染まることない
強くいて温かな藍色のはず。

空、海、そして藍。
島の豊かな青にこの手で触れてみたい。
by okusta-jp | 2011-05-21 07:02 | 藍の話

exactly. そのとおり

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時は1830年以前。

日本美術を代表する浮世絵の青色には
天然の藍が使われていました。

藍は衣や暖簾を染めていただけではなかったのです。

藍を使って、空や海などの“ぼかし”を表現するには
刷り師の匠な技が必要とされたのだとか。

19世紀末に欧米を席巻したジャポニズム。

  この青のグラデーションは目眩がするほど美しい!

なんて、マネやドガが浮世絵を前に語っていたかも。

広重や北斎の名が世界でも呼ばれるようになり、
多くの芸術家の想像を刺激した日本美術。

その歴史の背景には、日本の藍があった!
と、私は思うのです。

ですよね? ミスター ゴッホ

あなたの描いた「星月夜」の空は
北斎の波を思わせる、と噂されているのですよ。

あなたが浮世絵に魅了されたのは
彼らの感性が捉えて表現した景色だけ?

それとも、藍が生み出す、素朴でいて奥深い
ジャパンブルーの世界に心奪われたから?

。。。こたえは?



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浮世絵
<葛飾北斎 小禽に虻 /『北斎とその時代』太田記念美術館>
by okusta-jp | 2011-05-07 01:24 | 藍の話

日日色色

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今にも泣き出しそうな 空の日も

ハナ歌 流れる 澄んだ空の日も

ほどけば つながる 一本の糸

どっちもキミで どっちもいい

ゆっくり一歩  しっかり一歩 

[okusta] Tanz Walzer
by okusta-jp | 2011-05-01 23:10 | 日々


藍にまつまるあれこれ。藍の魅力をひとつでも、感じていただけたらうれしいです。


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